日常~好きなことがいやになるとき~
今日は2度目のエンカを果たした日でした。
ずっとお会いしてみたかった方なので会えてよかった。
めちゃくちゃガレットおいしかったです。そば粉ですね。
またガレット食べたいな。
今日は、思い付きの話です。
「好きなことを仕事にしたい」
誰もが思うことなんじゃないかと思います。私もそうでした。苦手なことは仕事にしたくない、好きな事をやってお金がもらえるなら最高じゃないかと。
学生時代から歴史がとても好きで得意だったので、これを仕事にしたいと思い、教員を目指しました。非常勤でしたが教員の職にはすぐ就けました。
社会は好きだから授業準備も苦にならないはず。好きなことを学んで仕事になるなら最高だ!と。
はじめて教科書をもらった時、ワクワクした記憶があります。
でも、いざ、仕事となると。うまくは行きませんでした。
まず、授業準備が間に合わない。
新人にしては多めのコマ数を持たされていたので、毎日多くの予習をする必要がありました。しかもプリントも作らないといけません。
なにもない状態から授業をするための土台を作り上げなければならず、「時間が足りない」状況になってしまいました。
毎日遅くまで職員室に残って、明日やる授業の内容を予習して。家でもやって。プリントが作り終わらなければ翌日1時間前に来て急いで印刷をする日々。(「「残業代」ってなあに?」)
不十分なまま、教壇に立って授業することも多くありました。どんどん自信がなくなっていって、授業をするのが苦痛になってしまいました。好きなことが「重荷」になりました。
当然、生徒の反応も良くありません。だって私が楽しく授業していないから。
2か月くらいたった後、テレビの歴史番組が観られなくなりました。自分が取り扱った時代の内容はとくに。うまくできなかった記憶が出てきてしまうからです。
あんなに好きだった歴史が、いやになってしまいました。
それから「好きなことを仕事にするべきではない」と感じ、仕事とプライベートは分けようと思うようになりました。
あと、好きなことを学んでいるのに「これは仕事なんだよな」と思うようになってしまった。私は仕事とプライベートの境目が曖昧になってしまい、とどのつまり「休んでる気がしない」状況に。
「好きなことを仕事にしたい」
こう思うのはある意味当たり前だと思います。楽しめた方が絶対いいですもん。
でも、「好きなことを仕事にする」ということは、「好き」だけじゃ務まらない、「いやなもの」になるかもしれないという覚悟が必要なのかな……。
好きなことが嫌いになってしまうのは、つらいことなので。
私がもっと強かったら。もっと計画的に授業準備ができる人間だったら。嫌いにならなかったのかな。
生徒には申し訳なかったなと今でも思ってます。ごめんね。
まあ今はもう平気ですけどね!!!!!!!!!!バンバン歴史番組観ても平気だよ!!!!!!!
以上、好きなことを仕事にすることはできても続けることは難しいという話でした~~
も詰ん