おもちになりたい

春から某務員になる現在教員の日記。ドラニコフになりたい。

幕間~教員と中学生の私とそれから

今回は公務員の話ではなく、コンプラを意識して「なんで教員になったのか、なぜ高校なのか」という話を書きます。大半は私の暗黒時代の話です。

というのも、まあ採点疲れから母親と昔の話をしていて、ちょっとどこかに書きたい気持ちになったからです。

あと1科目採点はあるんだよな、また血圧が上がる気がします。泣

 

なぜ教員になろうと思ったのか

中学生の時に、仲が良かった友人が学校に来れなくなり、友人がそこまで思い詰めているのに気づけなかった、そんなふうに悩んでいる人を助けたいと思ったのがきっかけです。

そのときは、教員というより臨床心理士になりたいと思っていました。ですが、調べていくうちに大学院に行かないといけなかったり【多分】、資格が更新制だったり(多分)で大変そうだということ、あとは心を病むよと言われ断念しました。

じゃあ、どんな仕事が臨床心理士に近い仕事ができるだろう?

そのときに思ったのが「教員」でした。生徒たちの近くにいるし、手を差し伸べられる存在になりたいと思い目指していくことになりました。

中学生のころなんかは絶対教員なんかならないと思ってたんですけどね。不思議ですね。(笑)

 

なぜ社会科なのか、高校なのか。

社会科を選んだ理由は、社会科が得意だったから、それに尽きます。歴史も公民も得意だったので、「好きな科目を勉強していける仕事なんて最高」と思ってました。まだまだ子供でしたね。

なぜ高校にしたのか。これは私の闇が出てくるんですが、よく言えば「高校が楽しかったから」、悪く言えば「中学は死んでも行きたくなかったから」です。

まあ小学校は大変だというのは聞いていたので最初から選択肢にはありませんでした。

 

中学生時代

中学にいい思い出がある人はうらやましいなあと思っております。私は中1からずっと部活内の人間関係が泥沼になり(つまんねえ争いに巻き込まれた)、中3ではぼっちでしたからね…(遠い目)

中3のときに前述した友人が不登校になり、私はほかに仲の良い友人もおらず、作れず、まわりはグループが出来上がっている。そこには入れないし、いわゆる「ぼっち」でした。学生時代のあの「一人は恥ずかしいこと」とすごく思ってしまう感覚ってなんだろうと思います。「友達がいない=絶望」みたいなやつ。

(今ではそこまで思い詰めることもないんですけどね。高校生になってからは1人で立ち食い蕎麦屋にも行けるようになりました。大学生のときは旅行もいったなあ。)

なので、学校に行くのが本当に嫌で嫌で仕方なかったです。性格もそもそも社交的ではないですし、地味で暗かったのでいわゆる「カースト下位」な感じでした。そういえば、居心地が悪かった原因は「スクールカースト」もあったなと思います。

元気のいい人がクラスを引っ張って落ち着きのある子たちを「地味・暗い」といって自分たちより劣っているみたいにクラスを構成するやつ。

なかなかクラスにはなじめず、休み時間は寝ていました。寝る人の気持ち、とてもわかるよ…!!!

 

ということで、中学時代は「地味だ暗いだ目立たないだ」いろいろ表なり裏なりで言われてきました。それに加えて、担任の通知表の所見に「いつも友達に囲まれている。学校生活を順調に過ごしている」みたいなことが書かれていて「こいつ何も私のことみてねえな」と教師に不信感も抱いてました。(繰り返しますが、「ぼっち」ですよ)いい思い出がなかったので、「中学の先生にはなりたくない」と思っています。

 

メンタル強つよだったら、「そういう子を助けたい」と思えたかもしれないけどね。

そもそも、教師って学校楽しかった!最高!っていう人、スクールカースト上位だった人がなることが多いんじゃないのって大学のときゼミの先生に言われました。「カースト上位でクラスを支配できた」という成功体験があるからね、と。そういえば、教育学部の人は陽キャばかりだった気がする…。

私に先生は向いてなかったのか…?????(自問自答)

でも絶対そんな先生ばかりだったら困る。陰キャのメンタル激つよ先生を現場は求めていると思う。

 

それから

中学生は散々でした。高校も第一志望の公立校に落ち併願の私立校に進学しました。どん底で始まった高校生活ですが、雰囲気が似た子が多かったのとやさしい子が多かったのでとてつもないくらい楽しかったです。

いまでも中学のことを思い出すと「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ…」となりますが、高校・大学が楽しかったのでオッケーと思うようにしています。やっぱり高校から自分の雰囲気と似た人と一緒になるから過ごしやすいね。

あとこれを書くとすごく意地が悪い人になるんですが、幸い中学で私の陰口を言っていた人たちよりもいい大学に行けました。とくに記憶に残っているやつは、大学受験を失敗して2浪している情報のあと行方が分からないので正直ざまあみろと思っています。

(あと私のこと無視してたくせに成人式で普通に声かけてきたあいつのことを私は忘れていない。)

なので中学のことを思い出したときは「まああいつらよりいい大学いきましたし?」

と心の中でマウントをとるようにしています。だいぶやばい人ですが許してください。

だってせっかく頑張って勉強したんだもの。マウントくらい心の中でとらせてほしい。

 

今日は中学のことをいろいろ思い出してしまったので書いてしまいました。心の闇を吐き出してしまいましたが今後ともよろしくです。明日も授業なので寝ます。ではでは。

 

も詰ん